島根県が「リーン・スタートアップ」を意識したビジネスモデル創出支援を実施。システム開発にはRubyとアジャイル開発を採用。関連書籍の出版もあり、最近はアジャイルなプロダクトマネジメントへを実践していこうとする動きが出てきていますね。

「リーン・スタートアップ手法を取り入れる」、島根県がビジネスモデル創出支援:ITpro

事業はリーン・スタートアップと呼ばれる手法を取り入れて進める。リーン・スタートアップとは、短期間で仮説の検証とピボット(小さな方向転換)を繰り返し、ビジネスモデルを発見するプロセスである。具体的には「申請段階での仮説に対して第1段階では、必要最小機能(MVP、Minimum Viable Product)による検証、評価を行い、それをクリアできて初めて第2段階であるサービス開発を行い、サービス開発後もサービス投入、検証、サービス改善へのフィードバックループを繰り返す」(島根県)。

リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす

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参考になる点が多い連載です。

アジャイル開発、賢者の極意 – 第1回 「正しいもの」を作るのがリーンスタートアップ:ITpro

「リーン」とはマネジメント哲学です。顧客を重視し、ひたすら顧客ニーズの把握に努め、必要なことだけを行い、効率よく価値を提供する。これらを迅速に、かつ一定のペースで少しずつ進めていきます。

(中略)

 リーンという言葉は今や製造業を超えて、製品開発やソフトウエア開発の領域にも広がっています。いずれも「顧客を重視する」「顧客の価値を理解する」「価値の提供だけに時間を使う」「顧客と関係ないことはしない」といった点が共通しています。

リーンソフトウエア開発~アジャイル開発を実践する22の方法~
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少し前にIPAから出た報告書。アジャイル開発などの非ウォーターフォール型開発について触れられています。本編のインタビューまで読むと「「プロジェクト」から「プロダクト開発」へと形態が変化」という興味深い指摘があります。

非ウォーターフォール型開発の普及要因と適用領域の拡大に関する調査報告書

ここ15年以内に創立した企業は、ソフトウェア開発はビジネスのメインの一部になっている。
これらの企業では「プロジェクト」という形態でなく、むしろプロダクト開発(サービス開発を含む)であり、ソフトウェア開発はラインのビジネスユニットの内側にある(例えば、銀行のIT部門とfacebookを比べてみると良い)。プロダクト開発はプロダクトマネジャ(マーケティングに強い)とテクニカルリード(技術に強い)のペアによって指揮される。
成功している企業は両方(マーケットと技術)のスキルを、プロダクト開発のリーダーのポジションにおく(1人もしくは2人ペア)。これらの会社では、初期製品を作って、それを成長させるため、開発と保守の区別もなくなりつつある(例えばGmailやfacebookは、一週間に2回デプロイされる)。
これらの企業は、Eric Riesの”The Lean Startup”(邦訳:『リーンスタートアップ』日経BP)のようなやり方で製品を成長させる。保守、というふうには考えておらず、継続拡張だと捉えている。これらの企業では、アジャイルはすでにここ数年で広く普及している。

リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす

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